2010.02.23 Tue
1985年に公開されたそうだこの映画。当時わたしは11歳だったのか。映画館ではなく、テレビで放映された時に観たのだけど、その時の感動と衝撃はすごく強くて、時々この映画の様々なシーンを思い出す事がある。なんて美味しそうなラーメンに、オムライスに、、、、。そして観てはいけないような大人のエロチックなシーン、あの白服の役者が役所広司だったとは、今回観て判明。
伊丹十三は御子息達が同じ学校だったので、学校行事に夫婦揃ってよく来ていたのを見ていた。そしてあのマヨネーズのCMの伊丹十三へは幼心にドキドキを憶えていた。ある時あのCMシリーズのコンビーフにマヨネーズを和えてトーストにのせて焼くというのを初めてコンビーフたるものを買ってもらって試したことを、学校に来ていた伊丹十三に駆け寄り報告した。その時の伊丹十三はブラウンカンの中の伊丹十三そのもので、あの笑顔で『ああ、そうー』と大きな笑顔で言ってくれたのはすっごい宝の思い出だ。本当にダンディズムそのもののあの笑顔!!
話はそれたけど、最近いつもに増して『食』について考える時間が増えて(と言っても、何食べようか?今日はこれで(冷蔵庫の中を見回し)何を作ろうか?とかその程度のものだけど・・)、しっかりした食事をとる事は大事なことなのではないかとつくづく思ったりする。というか、基本的な生活をしっかりしたいと思う気持ちが強くなってるのかも。で、そんな中で『タンポポ』が気になりだし、久し振りに観たら、もうまさに感じているもっと先の方の事だけど、その答えのような、深い深い、食といのちの関わり方が描かれていて、もうアッパレって感じだった。
本当にうまいものを知っている人、美食家とは一体?!とか、有機野菜しか食べさせてもらえない子供の心とか、死に際でも子供たちへのごはんを作る母親のチャーハンとか、、、そして最後は母乳のシーンで終わって。。。もう25年前の作品だというのに、この普遍的なテーマにまったく色褪せた感じは無く、これは本当にすごい映画だなと思いました。
そして、観終わってつくづく思ったのは、、、なんで、なんで伊丹十三死んじゃったの?!ってこと。。
私は納得出来ないよお。。。生きていて欲しかった。。。
松山に行きたい。。
そして、太呂のおばあちゃんは神田でラーメン屋さんだった。『タンポポ』の映画にも取材協力をしていたそうで、太呂もこの映画を一緒に久し振りに観て、おばあちゃんの記憶を辿ったそう。食の記憶って薄れないの、消えないの。。本当に美味しくてその人の手がこもった料理は消えないのね。
あれ、コンビーフにマヨネーズ、、トーストだったっけ??茄子の上にのっけたような気もしてきた。。
YOUTUBEで探してみたけど、コンビーフ版は見つからずコレだけ見つかった。。でもやっぱりいいわあ、、、。ああ、、、。伊丹十三マヨネーズCM
このブログを読んだ後、たまたまレストランに来たお客さん(スイス人とドイツ人)が映画『たんぽぽ』の話をしていてビックリしちゃった!なんて偶然!
<mu えー!そんなすごい偶然だねー!!
なんかタンポポはアメリカかどっかでマネした映画あるみたいだねー。